ドコモユーザーがネットをWiMAXに乗り換えるメリットデメリット

ドコモユーザーがネットをWiMAXに乗り換えるメリットデメリット

ドコモユーザーがネットをWiMAXに乗り換えるメリットデメリット

 

情報更新日:2018年8月5日 初回公開日:2013年8月8日 

 

このページではドコモのスマホユーザー向けにスマホやiPadのデータ通信をWiMAXに変えると、料金をどの程度節約できるか等を中心にメリットやデメリット(注意すべき点)を簡単にまとめています。

 

料金はドコモのものですが、auやSoftBankも料金体系はそう変わらないと思いますので、参考になるかと思います。

 

ちなみに現在の私の通信環境はガラケー(ドコモ・音声のみ)、iPad(ネット用)、WiMAXです。自宅の固定回線もWiMAXで賄っています。

 

1.ドコモからWiMAXに乗り換えるメリット

1-1. 月額料金を抑えられる

 

ドコモの月額料金とデータ通信量

ドコモからWiMAXに乗り換えるメリットとして、「月額料金を抑えられる」という点があります。例えば、ドコモで契約したスマートフォンを最大容量で使ったとします。その場合、月々7,780円(税抜)の月額料金が発生します。内訳としては・・・

 

  • ウルトラデータLLパック(30GB):月8,000円
  • シンプルプラン(スマホ):月980円
  • インターネット接続サービス:月300円
  • docomo With(割引):月-1,500円

※価格はすべて税抜/dポイントクラブのステージは1と仮定

 

このような感じになります。ドコモで契約できる個人の最大容量は30GBです。これ以上を利用したい場合は、別途オプション料を支払って、データ容量を購入しなければなりません。対してWiMAXはどうでしょうか。

 

WiMAXの月額料金とデータ通信量

WiMAXはデータ通信専用で、通話オプションはついていませんのでドコモの契約は残したまま、データ通信だけWiMAXに乗り換えることにします。この場合、月々6,943円(税抜)で利用できます。同じく内訳を記載すると・・・

 

  • WiMAX利用料(GMOとくとくBB):4,263円
  • ベーシックパック(〜1GBまで/ステップ1):2,900円
  • シンプルプラン(スマホ):月980円
  • インターネット接続サービス:月300円
  • docomo With(割引):月-1,500円

※価格はすべて税抜/dポイントクラブのステージは1と仮定

 

こんな感じでしょうか。ドコモの契約上、音声通話を利用するにはデータ通信契約を残さなければいけないため、最低限のプランで組んでみました。ベーシックパックは使った分だけ課金されていくプランなので、ネットは完全にWiMAXで利用する、通話もLineやSkypeなどの無料通話アプリを使う事でドコモ回線での音声通話を抑える事ができます。

 

ドコモ単体とWiMAX+ドコモの契約では、月々837円(税抜)の差額が生まれます。ドコモの契約期間(2年間)に合わせると、2年で約2万円の差額が生まれます。

 

1-2.使えるデータ容量が大きい

 

2つ目のメリットは「データ容量が大きい」ということ。ドコモの場合、最大30GB(ウルトラデータパックLL)までしか利用できません。そこから先は、速度制限が実施され最大128kbpsでの通信です。あまりにも通信速度が遅く、動画どころが写真が入ったページを開くのにも時間がかかります。

 

その場合は追加でデータ容量を購入することで、速度制限を解除できます。なお、ドコモでは家族で分けあえるウルトラシェアパックを提供しており、このプランであれば月100GBまで利用できますが月額が25,000円と高額です。

 

しかし、30GBを使い切ってしまうような使い方(DAZN for docomoなど)をしている場合、すぐにデータ容量を使いきってしまい、速度制限がかかってしまう恐れがあります。ドコモにはauやソフトバンクのように「3日間に〇GB以上の利用で〜」といった一時的な速度制限は存在しません。

 

2014年に撤廃されており、現在は「あまりにも使いすぎている場合は制限するかもしれない」というあいまいな表現に変わっています。

 

対して、WiMAXには通信量の制限がなく、月にどれだけ使っても速度制限はかかりません(混雑緩和のため3日間で10GBを使うと制限される場合あり)。その上、月額料金は定額ですのでお得にインターネットを楽しめます。ただし、WiMAXハイスピードエリアモード(月1,005円)を利用する場合、月間7GBを超えると月末まで通信が制限されてしまうので注意が必要です。

 

1-3. WiMAXを固定回線の代わりにして通信費を節約できる

 

家庭に固定回線を引いている方もいると思います。固定回線には固定回線の使用料がかかっており、スマートフォンと固定回線の通信料の負担は重いですよね。実は、WiMAXは固定回線の代わりにもなるので、通信費を節約できます。

 

例えば、ドコモのスマートフォンを契約していて、固定回線はドコモ光を利用していると仮定します。

 

  • ウルトラデータLLパック(30GB):月8,000円
  • シンプルプラン(スマホ):月980円
  • インターネット接続サービス:月300円
  • docomo With(割引):月-1,500円
  • ドコモ光月額料金:月5,200円(戸建・タイプA)
  • ドコモ光セット割:月-1,600円

※価格はすべて税抜/dポイントクラブのステージは1と仮定

 

このように、「外でたくさんインターネットを使いたい!家でも動画を見たり」インターネットを使ったりしたい!」といったプランの場合は、月11,380円(税抜)の月額料金が発生しています。かなりもったいない使い方です。

 

これをWiMAXに置き換えると・・・

  • WiMAX利用料(GMOとくとくBB):4,263円
  • ベーシックパック(〜1GBまで/ステップ1):2,900円
  • シンプルプラン(スマホ):月980円
  • インターネット接続サービス:月300円
  • docomo With(割引):月-1,500円

※価格はすべて税抜/dポイントクラブのステージは1と仮定

 

このように、月々6,943円(税抜)で済むので、差額は4,437円、2年間で約10万6,000円となります。10万円もたかく取られているのは、かなりもったいない話です。当然、ドコモの契約プランを変更することで、差額を埋められますが逆転は難しいでしょう。

 

また、固定回線として利用する事を考えると相応の速度や安定感が必要です。ドコモは1つの帯域(電波が通る道)に音声通話とデータ通信の両方を通しているため、利用者が増える夜の時間には帯域が渋滞して速度が落ちるなど不安要素があります。

 

WiMAXの場合、データ通信のみに帯域を利用しているためドコモに比べて渋滞が起こりづらく、安定したスピードが出せるメリットがあります。

 

2.ドコモからWiMAXに乗り換えるデメリット

 

2-1. 違約金が発生することも

 

ひとつ目は「違約金が発生する恐れがある」点です。ドコモの契約は基本的に2年間です。いわゆる2年縛りというもので、2年経つと自動的に更新されていきます。そのため、契約状況によっては更新月以外に解約すると、9,500円(税抜)の違約金が発生することがあります(契約によって最大2万円以上の場合あり)。

 

しかし、違約金はWiMAXを契約した際のキャッシュバックで補てんできるケースがあります。

 

例えばGMOとくとくBBを契約した場合、最大で約4万円のキャッシュバックを受け取れます。ドコモの違約金が9,500円ですので3万円ほど手元に残る計算になりますね。キャッシュバック等のキャンペーンについてはプロバイダによって違いますので興味がある方はこちらのページで確認してみて下さい。プロバイダ別・WiMAXのキャンペーン(キャッシュバック)状況

 

スマホ業界は更新月拡大の流れ

なお、ドコモは2018年8月2日に「更新月の拡大」を発表しています。現在は、利用してから25カ月目・26カ月目を更新月と定めていましたが、24カ月目を含めることを発表し利用者の方が解約しても違約金が発生しにくい仕組みづくりを行いました。しかし、更新月拡大は明確な時期は決まっていないものの、2018年度中に導入されます。

 

ただ、これに関してはWiMAXも2年縛りから3年縛りに移行している最中です。

 

2-2. 端末を持ち運ぶ必要がある

 

2つ目は「端末を持ち運ぶ必要がある」点。WiMAXはルーターを持ち運ばなければ利用できません。今まではドコモのスマートフォンだけでインターネットが楽しめましたが、WiMAXに乗り換えた場合、ルーターが無ければインターネットを楽しめません。そのため、少し荷物が増えてしまいます。

 

私はWiMAX+ドコモガラケー+iPadの組み合わせですが、WiMAXを忘れて家に取りに戻った事は一度や二度ではありません。。汗

 

2-3. WiMAXの契約期間を気にする必要がある

 

3つ目は「契約期間」です。WiMAXもドコモ同様、契約期間が存在します。基本的にWiMAXの契約期間は2年or3年となっており、契約時に好きな期間を選べます(プロパイダーによって選択不可)。この期間中に解約した場合、期間に応じて以下の違約金が発生します。

 

  • 1〜13か月目:19,000円
  • 14〜25カ月目:14,000円
  • 26〜37カ月目:9,500円(3年プランのみ)

※いずれも税抜

 

また各プロパイダーによって、解約締切日が設定されている場合もあります。契約プロパイダーの注意事項をよく読んで、締切日を覚えておくようにしましょう。

 

2-3.利用可能エリアが狭くなる

 

ドコモの最大の強みは利用エリアの広さです。現在はLTEエリアも日本全国ほぼどこでもつながります。

 

対してWiMAXのメイン回線となるWiMAX2は、ある程度人口がいる市街地では日本全国ほぼ入りますが、山間部や地下、建物の中などでは弱いです。また、新幹線などの高速移動中も速度が極端に落ちます。

 

auエリアの利用もできるが有料

WiMAXはサブ回線としてauのLTEを使う事ができます。auエリアですと、エリアの広さはドコモとほとんど変わりませんし、新幹線等の高速移動時も問題なく利用ができました。

 

ただし、auエリアを利用した月は月額料金が1,055円かかります。また、月間7GB以上auエリアを使うと速度制限(下り最大128Kbps)が入ります。速度制限が入った場合、解除されるのはドコモと同じ翌月と厳しく、ドコモと違って追加料金を支払って解除する事ができません。

 

WiMAXを3年契約にする事でauエリアの利用料は3年間無料にすることはできますが、月間7GBの速度制限がありますので、なるべくauエリアを利用する工夫がいります。

 

特に固定回線としてWiMAXを利用するのであれば、自宅がWiMAX2のエリア圏内でそれなりに速度が出る事を事前に確認しておくと失敗がないです。

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